活動報告

【ジュニアリーグ全国決勝大会】昨年と同カード対決!勝ち数1差で中部代表「Zasso」が大会連覇を果たす

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「2024PGAジュニアリーグ決勝大会」が11月9日、兵庫県にある三木ゴルフ倶楽部東コースで開催され、東日本代表「札幌NB」(北海道)と西日本代表「Zasso」(中部)による頂上対戦が行われた。どのマッチも最後までハイレベルな戦いが展開され、獲得勝ちホール数では「札幌NB」が7つ、「Zasso」が8つと僅差で今年のチャンピオンは「Zasso」に決定した。

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ポストシーズンを勝ち抜いた東日本代表「札幌NB」と西日本代表「Zasso」のテッペン対決は昨年と同じカードが揃い、リベンジを果たしたい北海道と、大会連覇を狙う中部の熱い戦いがスタート。

戦いの舞台となる三木ゴルフ倶楽部は兵庫県三木市に位置し、2021年9月22日に「兵庫県三木市」「日本プロゴルフ協会」「兵庫県プロゴルフ会」「三木市ゴルフ協会」の4者間で連携協定を締結している。三木市は西日本最大25か所にも上るゴルフ場を有しており、全国で2番目の数を保有する自治体でもある。本連携協定では、ゴルフの振興、ジュニアゴルファーの育成といった「まちの活性化」自治体との関係を生かし、今年は三木ゴルフ倶楽部がジュニアリーグの決勝会場として使わせていただくことになったのだ。

三木ゴルフ倶楽部は開場51年という歴史を誇り27ホールを所有するコースである。今年はJGTOツアー「ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント」を10月に開催したばかり。コースコンディションの仕上がりよく、グリーンのスピードも出る中、日本一決定戦に相応しい舞台が用意された。

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ゲームは1チームを3グループ(3マッチと呼ぶ)に分けて、それぞれ2名対2名、9ホールをスクランブル方式で対戦する。1マッチは3フラッグという単位で構成されており、1フラッグは3ホールごとに勝敗が決定することになる。

1フラッグに勝つと1ポイント、引き分けは0.5ポイント、1マッチでは最大3ポイントが加算される。全フラッグに勝つと最大で9ポイントという計算である。

ティーショットは全員で打ち、チームで1つのボールを選択。チームは選択した個所からセカンドショットを打つ。その中から再びボールを選択しサードショットとホールアウトまで繰り返されて、スコアを競うことになる。

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「札幌NB」は澤村英樹会員が監督を務めており、澤村のふたりの娘もチームメンバーとして活躍している。「メンバーのコミュニケーションがとれているのがチームの長所です。勝っても負けても全力をつくしてもらいたい」と健闘を祈願した。スタート前には、コーチ陣から「自分を、そして仲間を信じて戦ってください。精一杯できることをやってください。最後までみんなでコミュニケーションをとれば大丈夫」と熱いメッセージが送られた。

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対戦相手の「Zasso」は渡辺雄太会員が監督を務め、昨年は優勝を果たしたこともあり、地区のレベルを上げてきた。「初のディフェンディングチャンピオンとして参加させていただきます。選手が楽しくハツラツとプレーできるようサポートに徹します」とチームの雰囲気を盛り上げ、一致団結を誓った。Zassoチームはスタート前に、チームメンバーが円陣を組み「かつぞー、絶対!」と声を上げ、精一杯の戦いを誓った。

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〇マッチ1 「札幌NB」2.5pt vs「Zasso」0.5pt

「札幌NB」の立花遥稀、工藤夏姫ペアが勝ち数4を上げ、チームの流れを作った。

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〇マッチ2 「札幌NB」1pt vs「Zasso」2pt

「Zasso」の寺岡虹、福井誠ノ介、本村彩歌がフラッグ3の7、8番で連続バーディを仕留め、勝ち数3とした。

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〇マッチ3 「札幌NB」1pt vs「Zasso」2pt

「Zasso」の矢田賢司、寺町美友海、近藤梨花がフラッグ1、2で勝ち数4、チームポイント2と前半で強さを光らせた。「札幌NB」はフラッグ3で澤村日和理、立花渚月、澤田 采諧が勝ち数1、ポイント1と巻き返しを狙ったが追いつけなかった。

どのマッチも最後までハイレベルな戦いで「札幌NB」4.5ポイント、「Zasso」4.5ポイントとタイスコアに。優勝を決定づけたのは、ルールに示されている獲得勝ちホール数。「札幌NB」が7つ、「Zasso」が8つと僅差で今年のチャンピオンは「Zasso」に輝き、大会連覇という快挙を達成したのだった。

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優勝チームにはトロフィーとクリスタルの記念盾、さらに12月に千葉にある京葉カントリークラブで開催される「日立3ツアーズ選手権」の大会特別観戦が約束された。

◇白熱した全国決勝大会のPhoto Gallery はこちら>>  PGA公式facebookページ

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「札幌NB」監督・澤村英樹会員


昨年の大会ではZassoチームが8.5ポイントに対して、0.5ポイントしか取れず圧勝されましたが、今年はポイント同数と互角に戦うことができています。昨年のメンバーが3人抜けて新メンバーが入り、新旧メンバーで戦い方がわかってきたところでした。そしてこの大接戦まで持ち込んでくれました。

勝ち数では負けましたが、選手たちが最後まで頑張ってくれましたし、これからのゴルフ人生に、絶対につながる経験になったはずです。選手全員に、全国大会まで監督、コーチそして親も含め連れてきてくれてありがとうと言いたいです。素晴らしい戦いでした。

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「Zasso」監督・渡辺雄太会員


昨年の優勝に引き続き“連覇”という形で大会を終えることができてほっとしています。今年を振り返ると、西日本大会は全試合好接戦でして、今回全国決勝大会では、ポイントが同数、なんとかチームの勝ち数で勝てましたが、どちらが勝ってもおかしくない展開でした。勝因はチーム全体の仲の良さだと感じています。

ゴルフという個人スポーツですが、こうしてチームワークが生かされたのは、すごく良い試合形式だと思いますし、この経験を今後の人生のプラスにして、ゴルフを楽しんでもらいたいです。コースみなさまのご尽力、そして対戦チーム「札幌NB」の存在、ご両親みなさまのご協力で、この優勝を成し得ることができました。本当にありがとうございました。

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準優勝 東日本代表

北海道ディビジョン「札幌NB」

澤村 日和理(13) 
立花 遥稀(13)
工藤 夏姫(13)
澤田 采諧(12)
宮浦 将都(11)
澤村 日佳理(11)
冨樫 瑠夏(10)
立花 渚月(10)

☆優勝 西日本代表
中部ディビジョン「Zasso」

清本 増人(13) 
矢田 賢司(13)
寺町 美友海(13)
南谷 紗那(13)
近藤 梨花(13)
寺岡 虹(12)
福井 誠ノ介(12)
本村 彩歌(12)
本村 奏澄(9)

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